子供がいなかったら絶対に買っていなかった色の花
2022年の日記
「〇〇が欲しいって言わなかったら、お母さん一生この花を買うことはなかったわ。ありがとう!」
今回は、自分一人では、なかなか違う世界、違う環境の景色を見る事はできないものだなあと感じた出来事です。
子供と庭で育てる花を選ぶ事になりました。
私は、ピンクや青や白や黄色と、自分が見て綺麗だと思った色を選びました。
いつもと一緒。
お花を選んでいると、なんだか変な色だなと思った花がありました。
2色のグラデーションなのですが、
白とピンクなどの色が混ざっても濁らないような綺麗な色ではありませんでした。
紫が入っていて、ちょっと怖いなという印象でした。
グラデーション部分が濁っていて、私の思う綺麗とは違っていたからです。
そして、
「さてと、じゃあ、そろそろ決めようかな、じゃあ一人2種類ずつ選ぼうか?」
すると、
まっさきに子供が
「これーーーー!」
と、目をキラキラ輝かせて選んだのが、私が先ほど変な色だな、絶対買わないっと思った、その花でした。
「えーーーーーー!」
どうかなー?ええ?
っと思ったけれど、子供の分はもちろん子供が自由に選んで良いので、それを買う事になりました。
そして、次の日
買ったお花を全部、お庭に植えてみると、
!!!!!!!!!!!
あれ!
子供が買ったお花が一番綺麗かもしれない!
わーすごーい!と、
子供と一緒に大はしゃぎしました。
もちろん、他のピンクや青のお花も綺麗だったのですが、どうしたことか、私が変な色の花だなあと思ってしまったお花が一番綺麗に見えたのです。
そして、
私一人で選んでいたら、また、いつもと同じ色、そして同じ景色、そしてをれを見て思う気持ちも同じだったのだろう。
子供が、わたしが絶対に買わない色のお花を選んでくれたおかげで、私がみる事のなかった景色を見させてもらうことが出来ました。
「うわー!ありがとう! 〇〇がいなかったら絶対にお母さんこのお花買ってなかったわ。 綺麗だね!ありがとう!」
と、子供にお礼を言いました。
自分一人では、なかなか違う世界、違う環境の景色を見る事はできないものだなあと感じた出来事でした。
これからも、子供の選んだものを否定せずに私も一緒にその景色を見させてもらおうと思います。
わたしの知らない景色なんていっぱいあるのだろうなあ。
一生の間に、見れない景色の方が多い中で、
どんな、景色を見たいですか?
ご訪問、ありがとうございました。